年始ごろから、CRESCATを企業システム向けに活用するための企画・設計を進めています。
当初、CRESCATは、個人(コンシューマ)向けの展開を想定していたのですが、いろいろな方々と情報交換しているうちに、まずは企業(エンタープライズ)向けに展開したほうが、早期に着実な成果を出せるのではないかという考えに変わってきています。
インターネットを利用する個人は、ショッピングや趣味の情報、ニュースや天気予報、ブログやメールやチャットなど、非常に多岐にわたるウェブサイトを使い分けながら買い物や情報収集、友人とのコミュニケーションなどを行っているわけです。
しかし、このような便利なウェブサイトが日に日に増加し続けると、利用者は都度、新しいサイトの利用方法を習得したり、それぞれにユーザー登録して多くのIDやパスワードを管理しなければならず、とても煩雑な運用を強いられてしまいます。
そこで、このような面倒な状況をなんとか解決したいという想いから構想したのが「仮想秘書サービス CRESCAT」でした。
一方、企業ではどうでしょう。
規模や業種・業態の違いはあるにせよ、今や、情報システムを活用していない企業はほとんどありませんし、その種類は増加の一途です。
・グループウェア(メールや掲示板やスケジュール管理)
・ファイル共有(文書管理など)のシステム
・決裁(稟議)システム
・人事や給与に関するシステム
・会計や経理に関するシステム
・予算や決算に関するシステム
・税務申告に関するシステム
・販売や購買に関するシステム
・顧客管理に関するシステム
など、例をあげればきりがありません。
したがって、社員の方々はこれら多様なシステムの操作方法を習得し、それぞれにIDとパスワードを管理し、それらを状況に応じて使い分けながら日々のビジネス活動を行っています。
しかも、システムの機能追加やバージョンアップの都度、また新たな操作方法や運用ルールを学習しなければなりません。
また、企業内にはシステム管理の担当者がいて、各システムの稼働状況の監視、セキュリティ対策、人事異動時のユーザー情報の更新など、膨大な運用管理業務に追われています。
これは、とっても大変なことです。
ますます企業活動のスピードアップが求めらている時代に、こうして1つ1つシステムを開発・導入し、社員に操作研修を行い、しかも技術革新に合わせて数年ごとに再構築していたのでは、時間的にもコスト的にも多くの浪費が生じ、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまいそうです。
ビジネスを加速させるためにはITが必要不可欠ですが、そのITを導入したり維持する作業によってビジネスが減速するという、皮肉な悪循環に陥っているような気がしてなりません。
百年に一度とも言われる深刻な経済危機の折、各企業はこのような悪循環から一刻も早く抜け出さなければなりません。
そこで、企業版CRESCATを開発し、企業活動の円滑化に少しでもお役立ていただきたいと考えるようになった次第です。
名づけて「CRESCAT 2009 Enterprise Edition」!
夏ごろには、ファーストリリースの予定で、鋭意開発中です。
休日や夜間にも、仕様追加や仕様変更など、思いついたその場で携帯電話からメール送信することを続けています。
朝、出社すると、自分から自分あての指示メールがドッサリ溜まっているという状況です。